ポケモンSV シーズン1の使用構築の紹介です。
最終順位は45位でした。
〜テラスタルの考え方について〜
今回の構築紹介をする上で重要なので記載します。まずテラスタルの使い方は大まかに3つだと考えています。
①火力を上げてゴリ押し
②タイプ変更して有利不利関係を逆転させる
③特定のコンボを発動させる
そして、テラスタルのシステム上これらに全体応するのは理論上不可能だと考えています。むしろ全対応しようとすればするほど、パーティパワーが落ちてしまって得意なはずの構築にもテラスタルの噛み合わせや流行の変化で負けてしまう可能性が高く、精神的にも肉体的にも大きなマイナス要素です。
パーティパワーを落とさずに勝率を確保できる手段は「テラスタルの読み合いをしないこと」です。
「何を言ってるんだ?」という顔が目に浮かびます。具体的な方針は2つです。
方針① 優秀な攻撃範囲の(タイプの攻撃補完がいい)2体で集中攻撃
方針② 半減でも受からない火力(指数11万クラス)で押し切る
もっとざっくり言えばひたすらに殴ることです。殴るのに消極的であるほど相手につけ入る隙を与えやすくテラスタルで一気にひっくり返されるリスクを背負わなければなりません。
特にシーズン1は定石も固まりづらいだろうと予想していたので、環境に合わせてテラピースをいちいち消費するのではなくプール上一生刺さっている強力な2体の並びを擦ることに決めました。
かなり脱線してしまいました。そろそろ構築の話をします。
〜構築経緯〜
今シーズンずっと使用していた2体はウルガモスとヤミカラスです。
サザンドラやサーフゴーの上から行動できる貴重なほのお特殊アタッカーのウルガモスのこだわりメガネテラスタルねっぷうorオーバーヒートを、ヤミカラスのにほんばれで強化し、くろいきりとおいかぜで連発するというコンセプトです。187ウルガモスの晴れ×テラスタル×メガネのオーバーヒートは、無振りサザンドラ程度であれば余裕の確定1発(111.9%〜131.7%)でもっていくことができます。これはサザンドラ程度の耐久を持つポケモンであればテラスタイプに関係なくオーバーヒートが安定という状況が生まれ、テラスタルの読み合いをスキップできることを意味します。
この2体を強力な主軸とし、残りは補完を取れるアタッカーと展開作成&維持役を採用しました。
コノヨザルイッカネズミと弱保グレンアルマに強く、ウルガモスの展開作成ができるスカーフがんせきふうじガブリアス。
トリル封印でトリル択を潰しつつこごえるかぜでガブカイリューに大きく圧力をかけることができるムウマージ。
ウルガモスの苦手なバンギ、ガブ、水系に圧倒的な圧力をかけつつ、事故死したウルガモスを蘇生して再展開できるいのちのたまパーモット。
後発のスイープ兼ややこしい対面を引いた時の経由先として優秀なとつげきチョッキドドゲザン(適当)の4体です。
〜個体紹介〜
配分は割とテキトーです。
ウルガモス
【もちもの】こだわりメガネ
【とくせい】ほのおのからだ
【テラスタイプ】ほのお
【ステータス】166-58-98-190-126-148
【技構成】オーバーヒート、ねっぷう、むしのさざめき、むしのていこう
【備考】204カイリューのテラハチマキしんそく超高乱数耐え。191-107ドラゴンテラセグレイブを晴れテラオーバーヒートで確定1発。準速ウインディ、最速シャリタツ抜き。
最強。とりあえず突っ込んでミスになることは少ない上に相手のミスを誘発しやすい。
グレンアルマやニンフィアの誤魔化しでむしのていこうを採用しているが、正直かえんほうしゃの方が欲しい。
ヤミカラス
【もちもの】しんかのきせき
【とくせい】いたずらごころ
【テラスタイプ】あく
【ステータス】167-×-89-94-62-125
【備考】最速バンギ抜き(ここまで抜いておけばHAベースのイルカマンや現存するセグレイブを抜けるだろうという目算)。総合耐久上げでH252余りB。
HAイルカマンを抜きたい理由はジェットパンチににほんばれを被せるため。セグレイブを抜きたい理由は、チョッキの疑いのあるセグレイブをウルガモスのねっぷう+イカサマで落とすため。ヘイラッシャに対しては基本後投げをしないためBを抑えめでSに割いた。大当たり。
ガブリアス
【もちもの】こだわりスカーフ
【とくせい】さめはだ
【テラスタイプ】じめん
【ステータス】193-182-117-×-106-157
【技構成】じしん、じだんだ、がんせきふうじ、ドラゴンクロー
【備考】Bは162トリックフラワーとガブの玉ドラクロの乱数変動ライン。最速コノヨザル抜き。
MVPは間違いなくこいつ。グレンアルマのくだけるよろいを数多のスカーフとんぼがえり前に起動して自滅させたり、イッカネズミやマスカーニャにがんせきふうじを当ててウルガモスでスイープする形を取ったりととにかく器用。スカーフコノヨザルを上からつつけば勝手に数的優位が取れる。
ムウマージ
【もちもの】きあいのタスキ
【とくせい】ふゆう
【テラスタイプ】ゴースト
【ステータス】135-58-81-157-125-172
【技構成】シャドーボール、こごえるかぜ、トリックルーム、ふういん
【備考】ガブリアスの上を取るため最速。
対トリックルーム&ガブカイリューマンダ。相手のこごえるかぜを封印してスカーフガブリアスでテラじしんを連打する動きができる。
パーモット
【もちもの】いのちのたま
【とくせい】てつのこぶし
【テラスタイプ】でんき
【ステータス】146-167-90-×-80-172
【技構成】でんこうそうげき、れいとうパンチ、マッハパンチ、さいきのいのり
【備考】テラスタルでんこうそうげきで163-115サーフゴー、225-135ヘイラッシャが確定1発。れいとうパンチで215-115ガブリアスが確定1発。
ウルガモスのやりたいことと非常にマッチした性能を持っており、さいきのいのりのおかげでウルガモスの多少無茶な立ち回りが許されるため、相手の余計な読み行動を誘発しやすい。
とかなんとか言っているが、採用するきっかけは彼女がパーモットを使いたかったから。
ドドゲザン
【もちもの】とつげきチョッキ
【とくせい】そうだいしょう
【テラスタイプ】あく
【ステータス】177-205-142-×-109-96
【技構成】ダメおし、アイアンヘッド、ふいうち、けたぐり
【備考】Bはドドゲザンのかわらわり乱数変動ライン。178ニンフィアのハイパーボイス2耐え。最速ヘイラッシャ抜き。
ワイドフォースとサザンドラへの引き先。さいきのいのりとそうだいしょうで遊びたいだけだったが、数値が高く構築とも噛み合っているので結局最後まで使用。ムウマージと並べるとムウマージがちょうはつをもらいやすい。
選出と立ち回り
①対壁、天候サイクル
@2
ひかりのかべや生半可な半減テラスタル程度では受からないのでYouTubeでもみながらにほんばれくろいきりテラオバヒを連打する。
②対イッカネズミコノヨザル
イッカネズミにがんせきふうじ→テラねっぷうを連打するバイト。頭数を増やしてひたすら殴る。場合によって変わるが対おいかぜスタン系の選出もこれが正解になることが多い。
③対寿司
ガブウルガで暴れて寿司を引き摺り出し、死に出しヤミカラスでくろいきり→パーモットでガブウルガを蘇生してヘイラッシャを倒す。カイリュー等にあわせて先発をムウマージと適宜差し替える。黄金パターンに入ったらアマプラでブルーロックをみる。
④対グレンアルマ系
ふういんしてテラじしんで突っ込むだけ。黄金パターンに入ったらブルーロックPWCを開く。
おわりに
以上がブルーロックの紹介となります。ブルーロック2期は1/7から放送です。めちゃくちゃタイムリー且つ面白い作品なので是非ご覧ください。
読んでいただきありがとうございます。