【PJCS2024本戦】ホムラドゲザ

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今回予選〜本戦で使用したホムラドゲザの紹介です。

*戦績*

予選第2回…17勝1敗

本戦…9勝3敗

 

 

【経緯】

余談ですが予選第1回はブーバーを持っていったのですが、ボーダーライン読みをミスして敗退しました。玉ライコまで到達していたので尚悔しかった記憶はありますが自分の実力不足です。。。

第1回予選が終わった時点で、強そう候補でメモしていたウガツホムラ+ドドゲザン+ハバタクカミ+みずオーガポンの並びを触ることを考え、ひとまずシャンディさんの配信で構築の挙動を見て問題点を探っていました。

〜判明した問題点〜

  • 思ったよりれんげきウーラオスやばい
  • ふいうちに命を賭ける立ち回り→再現性が取りにくく安定しない(特にけしんランドロス)
  • 物理要塞形ポケモンが重い

ここで、スカーフハバタクカミチョッキアイへドドゲザンの採用を決めました。理由は以下の通りです。

  • スカーフハバタクカミがスカーフウーラオスにいつでも対応できる
  • アイアンヘッドがあくウーラオスの影響で増えたフェアリーテラスタル○○のポケモンを狩れる+運勝ち要素
  • 2体とも世の中の共通認識が割とはっきり決まっている→あらかじめ動きをみっちり練習している相手に刺さる上にパワーが高いため再戦でも強い

 

最終的に予選で使った並びがこちらです

https://pokepast.es/f30680422a8797c8

 

結論としては大当たりで、上手くメタが機能して圧勝しました。勝因を分析したところ

  • スカーフカミが読まれない
  • ドドゲザンを勝ち筋にせず荒らしで使う選出に相手が対応できていない
  • スカーフハバタクカミがスタンのれんげきウーラを対策できているため、くさタイプorカイリューの枠が圧縮されて従来のホムラドゲザから見て本来同居し得ない6匹が同居している

といった要素が大きく、本戦まで刺さると踏んで基本形を変えずに微調整し、最終的に本戦まで持ちこみました。

 

【調整内容】

  • ウガツホムラに対する変化技押し得状態を逆手に取り、ディンラッシャ、めいそうタケルライコをボコボコにできるフェアリーテラスみがわりに変更
  • ワイドブレイカーメタ兼オーガポンを安定して削れるパオジアンのうっぷんばらしが機能しなくなっていたため、ミラーで気まずくならないせいなるつるぎに変更
  • トリックルームケアでドドゲザンを最遅に変更
  • ハバタクカミの配分変更と、後述するランドロスと相性のいいうそなきを採用
  • ランドロスのテラスタイプをポリゴン2クレセリアアカツキガチグマ意識ではがねに変更し、うそなきと併せてH振りポリゴン2をワンチャン倒せるひかえめに変更
  • オーガポンを同速意識でようきASに変更

 

【パーティ詳細】

パオジアン

せいかく:いじっぱり

テラスタイプ:ゴースト

ステータス:155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)

わざ:つららおとし せいなるつるぎ こおりのつぶて まもる

備考:いちばん使いやすい型。ウガツホムラとスカーフハバタクカミがパオジアンに強いため火力優先。

 

ウガツホムラ

せいかく:ようき

テラスタイプ:フェアリー

ステータス:197(132)-151(124)-141-×-113-157(252)

わざ:ヒートスタンプ ワイドブレイカー とおぼえ みがわり

備考:182あくウーラオスのあんこくきょうだをテラスタル込みでみがわりが耐える。同速意識で最速。

 

ハバタクカミ

せいかく:ひかえめ

テラスタイプ:フェアリー

ステータス:145(116)-×-97(172)-182(84)-156(4)-172(132)

わざ:ムーンフォース マジカルシャイン こごえるかぜ うそなき

備考:HBラインは189パオジアンのつららおとし意識。Sはスカーフ込みで128×2+2…準速タケルライコ抜きのポケモンがおいかぜしても抜けないライン。

 

ドドゲザン

せいかく:ゆうかん

テラスタイプ:フェアリー

ステータス:206(244)-187(116)-142(12)-×-122(132)-49

わざ:ドゲザン アイアンヘッド テラバースト ふいうち

備考:136ガオガエンフレアドライブをワイドブレイカー込みでほぼ2耐え。183ランドロスの玉だいちのちから確定耐え。Aは11n。トリル意識で最遅。

 

ランドロス

せいかく:ひかえめ

テラスタイプ:はがね

ステータス:165(4)-×-110-183(252)-100-153(252)

わざ:だいちのちから ヘドロばくだん みがわり まもる

備考:ポリゴン2意識でひかえめ。テラスタイプは素テラバースト、れいとうビームムーンフォースハイパーボイス意識のはがね。

 

オーガポン

せいかく:ようき

テラスタイプ:みず

ステータス:156(4)-172(252)-104-×-116-178(252)

わざ:ツタこんぼう ウッドハンマー このゆびとまれ ニードルガード

備考:ほのおオーガポンとの同速意識兼アローラキュウコン意識で最速AS。

 

【使う上で意識すること】

正直選出と立ち回りを完全マニュアル化するのは不可能なため、特に意識することを示します。

これはSV対戦で自分が常に意識していることなのですが『置き物になる可能性の高いポケモンを極力作らずに、常に攻撃する体勢を作ること』です。

もともとダブルバトルは1ターンで2回攻撃ができるゲームシステム上攻撃側が有利になりやすいのですが、テラスタルという仕様上より顕著にこのゲームデザインが反映されていると感じています。

自分のパーティであれば、ハバタクカミとドドゲザンの行動が安定している前提であれば、ウーラオス方向にムーンフォースとドゲザンorふいうち重ねが安定するといった要領です。

他だと『つららおとし+だいちのちから』、『ドラゴンテラス採用を切る前提でヒートスタンプ+ウッドハンマー』あたりです。

勿論人それぞれ考え方や理論は異なるので一概には言えませんが、少なくとも自分はこの考え方が最も再現性が取れる勝ちパターンだと考えてますし、この考え方にフィットするように構築をチューニングしてるので、もし使うことがあれば意識してみてください。

 

【最後に】

本戦突破した方々本当におめでとうございます!自分に足りなかったものをお持ちの精鋭64名の方々へのリスペクトを大切にして全力で応援します!!

最後にレンタルチームを掲載しておくのでよければ使ってみてください🎶

ありがとうございました!

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【ポケモンSV GS】白バドミライドン

こんにちは。先日のcobalt杯で8位を獲得した白バドミライドン構築の紹介記事です。

目次

 

 

構築経緯

自分は前作から白バドレックスがお気に入りなので、白バドレックスの相方探しから始めました。はじめは前作と同じくカイオーガを検討していましたが、経験則上中速以下の伝説2体ではごまかし性能が低く(前作はダイマックスがあった)、スカーフカイオーガを採用しようにもブーストエナジーやワイガザマゼンタ等スカーフカイオーガが圧力をかけづらい相手が多いと感じたため、次点で相性もよさそうなスカーフミラドンを採用しました。

 

ここで、『雪とディンルーで白バドレックスをガチガチにしてしまえば最強では?』という妄想が始まったのですが、実際ディンルーは超火力を誇るミライドンや黒バドレックスに対応するポケモンの中で最も安定したポケモンであると予想できるので、白バドレックスの相棒としては噛み合ってると考え、下記の4体を軸にすることが決定しました。

 

残った2枠でこれらの苦手な系統を対策しなければなりません。

特に苦手なのは、

①雪でのぼうぎょ強化を無効化し、集中で白バドレックスを破壊するパオジアン×レックウザ

②攻撃のオプションが多く、イーユイにねっぷうを連打されているだけで崩壊する晴れパ

③ミライドンに強く立ち回りの強さで満足にトリル展開を許してくれないテツノカイナ

こいつらをメタるために試行錯誤を繰り返し、最終的にハバタクカミウネルミナモを採用し、面倒だったウーラオスを意識して雪枠をアローラキュウコンに変更し、構築が完成しました。

 

 

単体解説

白バドレックス

不可能を可能にするポケモンです。雪前提で調整をしている点と、ブリザードランスのリーチを伸ばせる点から、テラスタイプはこおり。現状アイテムはなんでもいいですが、ガオガエンが解禁された際に最も強力なのはクリアチャームだと考えられます。

 

ミライドン

オーバーヒートはザシアン、ザマゼンタ意識。Cラインは、199‐136ザシアンが12/16で1発(=でんきテライナズマドライブ)。調整はあまり深く考えていないが現状これで困っていません。

 

アローラキュウコン

172ザマゼンタもいなければ最速イーユイに突っ張るシチュエーションもあまりないため、すばやさを落として耐久に振りたいです。1ウェポンならパルキアやウネルミナモ、いどのめんオーガポンに押せるフリーズドライ1択だと考えています。

 

ディンルー

9世代GSルール一般ポケモンTierSSSは間違いなくこいつでしょう。今回はHD特化で育成しましたが、202ザシアンのきょじゅうざんを2耐えする調整などまだまだ開拓の余地はあります。ふきとばしは上記の他にゼルネアスやトリル返しのケア、味方ふきとばしといった用途があります。

 

ハバタクカミ

今回はおくびょうHBベースで採用しましたが、ずぶといHB特化ならあまえる込みで222きょじゅうざんを6/16で耐えます。しかしそれではすばやさが足りず、スカーフミライドンやブーストウネルミナモ、同じくテツノドクガ等に立ち回りが安定しないのでなんやかんやこの調整が使いやすいでしょう。

 

ウネルミナモ

おくびょうC244‐S252は確定で、残った12はDに4回すと偶数チョッキになってとくしゅわざの被ダメが変わりまくるので振り分けました(古代ポケモンは全員種族値が奇数なので、努力値を4回して1.5倍補正がかかるステータスを偶数にすると実数値が1お得)。

テラスタイプはハイドロスチームの火力を底上げできるみず。かえんほうしゃを採用する際にほのおテラスもありですが、ウネルミナモミラーに弱くなってしまい、今回の採用理由には適さないと判断しました。

 

立ち回り

基本は白バドキュウコンミライドンディンルーのように選出し、トリルで暴れ散らかした後スカーフミライドンで掃除するという流れ。

 

先述した不利構築や再戦で選出を変える場合は、適宜残った2体を選出するイメージです。

 

詳しくはYouTubeの配信アーカイブで確認していただいてコメント欄等に質問をなげてほしいです。

www.youtube.com

 

まとめ

白バドミライドンは攻撃範囲が優秀で得意なシチュエーションも違い対応範囲が広いと感じたため、今後も研究は続けていくつもりです。今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。質問等はYouTubeのコメントやこの記事のコメントに記載していただけたら助かります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

<余談>

自分は構築記事の類には毎回アニメの話を仕込もうと考えているのですが、今回はDr.STONEです。

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先日3期の第2クールがスタートしました。ジャンプっぽさからもよくみるSFモノからも少しはずれた面白さがあり、夏にどハマりしてジャンプショップにグッズを購入しに足を運ぶくらいです。

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ただその時はあまりグッズが置いていなかったので今なら沢山置いてると信じて再び足を運ぼうかと思っております。

皆さんも是非Dr.STONEご覧ください。

ふぶきの手引き

ふぶき使いの、ふぶき使いによる、ふぶき使いのための記事。

 

 

 

なぜこんな記事を?

いきなり私事ですが、自分が最初に育成したパーティはユキトドで、それ以降初めてダブルバトルを始めた時も、過去作の対戦をするときもふぶきを愛用しております。しかし現代ポケットモンスターにおいては、カプ・レヒレガオガエンといったポケモンやダイストリームのような天候操作技によってお手軽にふぶきを対策できる要素が多く、正直勝ちが正義の息苦しいVGCという場においてはTPOに反した戦術、KYと揶揄されるものでした。

しかし今作、雪によるこおりタイプの強化と、テラスタルという苦手な相手へのマジレス手段を手に入れたことで、対策が薄いと簡単に負けてしまうほどふぶきが力を得てしまいました。今やポケモン対戦において重要なファクターの1つです。

今回はふぶきという技について共通認識を確立し、勝てないからとふぶきを使うのをやめる人、無益な運負けツイートでTLを汚す哀しきモンスターを少しでも減らすため筆を執りました。

 

 

ふぶきアタマを作る

意味が分からない造語ですが、簡潔に言うとふぶきを使うためには普段とは少し違う思考回路が必要になるので、使う側も対策する側もこれを理解していなければなりません。まず、ふぶきという技は「全体に強いねむり状態を押し付ける技の中で最も威力が高い技」という認識を持つのがスタートです。要するにダークホールです。もちろん選出画面であまりにも通りが悪ければ選出を避けるべきですが、サーフゴーヒードランといった半減だが凍り状態に耐性がないポケモンにおびえる必要は全くありません。凍らせてから裏のポケモンでダメージをとればよいのです。しおふきだと思って押すべきではありません。

ではなぜ、より期待値の高い各種催眠技ではなくふぶきを採用するのか(差別化)というと、単純に火力と一貫性があって倒せる奴は倒せるからです。このゲームで硬派なスタンダードパーティを組もうとすると、ランドロスのようなじめんタイプ、ひこうタイプを採用する場合が非常に多いため、そもそものふぶきという技が一貫しやすいです。眠らせても起きる可能性がある催眠技と違って、倒したランドロスがいきなりゾンビのようによみがえることはありません。

さっきと言ってることが全然違うご都合主義ですが、やってる側が楽しければそれでいいのです。ゲームは楽しくやるものですから。

 

 

ふぶきを通すための相方選び

さて、ふぶきの強みが分かったところで、逆に分が悪い相手を考えましょう。上記の内容を踏まえると、凍り状態に強くダメージも取れない相手が最も厳しいです。察しの良い方はお気づきだと思いますが、最も厳しい相手はこおりタイプです。凍り状態になることもなくふぶきでダメージも取りづらく、こちらが展開した雪にただ乗りされてしまいます。

次点で厳しいのはほのおタイプです。ふぶきに耐性を持っていて且つこちらを倒す力を持っています。特にガオガエンのようなフレアドライブを覚えたポケモンは凍り状態を解除してくるので、こおりタイプのポケモンよりも手強いかもしれません(逆に行動をフレアドライブで固定できるから後続の後投げ安定ではある)。

その他で厳しい相手ははがねタイプ、古来からの宿敵バンギラス、特殊方面の対面性能が高いハバタクカミウツロイド、味方の凍り状態を解除してくるクレセリアあたりです。カプ・レヒレやにほんばれボルトロスも面倒なことには面倒ですが、ふぶき使いがサブウェポンで処理できる範疇のポケモンなので、荒らされすぎないようにだけ注意しておけば基本的には問題ありません。

 

いよいよ本題に入りますが、この手のポケモンに強い相方を列挙していきます。

かくとうタイプ

はがねタイプ、こおりタイプ、バンギラスに強く、そもそもこおり技とかくとう技は攻撃補完がべらぼうに優れています。れんげきウーラオスはサーフゴーとヒードランに強く、いちげきウーラオスクレセリアに強いのもポイントです。

 

みずタイプ

ほのおタイプ、はがねタイプに強いふぶき使いとしての採用はもちろん、相手の雨にただ乗りして圧力を与えることができます。気まずいみずタイプのミラーをユキノオーフリーズドライが解決してくれるのも好都合です。

 

でんきタイプ

主に対雨パーティで活躍します。雨パーティ側のふぶき崩しの目標はユキノオーを後投げさせてそこにトルネロスペリッパーでひこう技をかぶせて天候を取ることなので、雨エースとトルネペリッパーの両者に圧力をかけるでんきタイプは優秀な相方です。

はがねタイプに強いのも特徴です。

 

ほのおタイプ

こおり、はがねタイプに強く、相手の晴れにただ乗りして圧力をかけることができます。ハバタクカミに強いのも特徴です。特にヒードランやヒスイウインディといったほのおタイプのミラーマッチにおいて明確な回答を持っているほのおタイプはふぶきと相性がいいです。

ハバタクカミ

にほんばれに対する牽制ができ、クレセリアとつげきチョッキテツノカイナを殴れるので痒いところに手が届きます。こだいかっせいを持っているポケモン全員相性がいいのかもしれませんが、現状こいつ以外採用しようと思ったことがないので、ふぶきとの相性は古代パラドックスポケモンの中でも群を抜いている気がします。

ガブリアス

バンギラス最終兵器です。ほのお技に後投げできる貴重なじめんタイプで、ほのお、はがねタイプに強いです。ふぶきと組むガブリアスはすながくれ安定ですが、ウーラオスというポケモンの存在があまりにも大きいので現状さめはだの方が発動回数は圧倒的に多いです。

 

 

一番言いたいこと

ごちゃごちゃと書き並べましたが、これはあくまで私の主観(私なりの楽しみ方)でしかありませんし、結局一番言いたいのはふぶきを楽しく撃てればなんでもいいってことです。先日TwitterのTLで「ふぶきの使い方がわからない!弱い!」というつぶやきをいくつか見かけました。また、今に始まったことではありませんがポケモン界隈のTLは数々の罵詈雑言で溢れています。ゲームは楽しんでなんぼなのにこんな地獄絵図は正直うんざりします。

今回の記事の内容に共感できない方は正直ふぶきを使うのに向いていないと思いますし、ふぶきで凍らせて勝っても嬉しくないと思うので使うべきではないと思うのです。しかし、ふぶきを少しでも「楽しそう!」と思ってくれたり、「こおりタイプが大好きだからふぶきで勝ちたい!」と思ってる方々が、「使い方がわからないから楽しくないしやめる...」「凍らせたら運勝ち野郎って言われた...」と悲しいツイートをするのが私には耐えられませんでした。

この記事で、楽しくふぶきを使える方が一人でも増えることを願います。

読んでいただきありがとうございました。

9世代GS妄想

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HOME解禁でせっかく伝説ポケモンをパルデアに連れてこれるようになるので、今作のGSどーなるかなって妄想です。まぁどうせ1年半後くらいにはやってるわけだし考えて損することはないやろって感じです。あくまで個人の妄想ですので、気になるポケモンをピックアップしているのであしからず。

 

 

 

前作との違い

まず、前作ソード・シールドからの仕様変更や新習得技について整理します。

 

ザシアンの弱体化

ご存じ最強ポケモンですが、今作弱体化を受けました。A種族値が150に変更され、特性のふとうのけんが1試合に1度しか発動しなくなりました。挙動としてはブーストエナジーのようなものです。具体的な影響は後述しますが、特性いかくやゼルネアス対策のほえる・ふきとばしが明確にザシアン対策として機能するようになりました。

 

はくばバドレックスの弱体化

リザードランスの威力が120に弱体化され、強力な地面打点の10まんばりきを覚えなくなったため、範囲補完技はインファイトが多用されることが予想されます。

 

オリジンディアルガ・オリジンパルキア

通常フォルムと比較してディアルガはDが20上昇、パルキアはSが20上昇し、共通してAが20減少しました。フォルムチェンジの方法はギラティナと同じく専用アイテムを持たせることです。

 

天候ゆきの登場

あられの名称がゆきに変更され、定数ダメージが消滅する代わりにこおりタイプのぼうぎょが1.5倍になる効果が追加されました。はくばバドレックスを強化するだけでなく、カイオーガ対策のユキノオーの数値上昇やグラードン対策、ふぶきを使用するこおりテラスタル伝説ポケモンの数値強化など用途があられに比べて明らかに増えました。

 

各種フィールド・天候技配布

あまごいやにほんばれ、○○フィールドが新規習得技として大量に配布されました。例を挙げると、今まであまごいしか習得しなかったトルネロスが他の天候技であるにほんばれ・すなあらし・ゆきげしきが加わりすべて習得するようになりました。

 

 

さて、粗方整理ができたところで、注目すべき伝説ポケモンと一般枠について記載していきます。随時追記予定です。

 

パルデア伝説

コライドン

ザシアンと同じく単体技を主力とする伝説ポケモンで、天候操作能力を持っているのが特徴です。正直使いやすい技が少なく他の伝説ポケモンとの相性で見ても有利がつく相手があまり多くなさそうですが、ウーラオスガオガエン、ゴリランダーといった一般ポケモンには一方的に有利に立ち回れるであろう相手が多いです。

実はテラスタル込みで最も火力が出るのがほのおテラスタルフレアドライブであり(きしかいせいは知らん)、おそらく主流の型になるでしょう(205コライドンのテラフレアドライブ…73615.5)。

 

ミライドン

ムゲンダイナ、ディアルガパルキア等と同じく、単体技をベースに立ち回るポケモンですが、コライドンと同じく場に干渉する能力をもっています。主力となるでんき技がフィールドの補正を受けることができるため無理なく火力を出せ、ボルトチェンジやめいそうをはじめ便利な技も多いため小回りの利く立ち回りが可能です。カイオーガに明確に強くほうでんオーバーヒートを撃てるためグラードンと相性がよく、かみなりを押すための雨を降らせグラードンを突破する能力のあるカイオーガとも相性がいいです。

187メガネイナズマドライブで199ザシアンが15/16で1発、同じく187メガネオーバーヒートでHD特化モロバレルが確定1発なのは拍手喝采です。

 

 

ガラル伝説

ザシアン

弱体化はありましたが元のポテンシャルがあまりにも高いため、相手を選べば強いと言っていいです。確定数の変化は現状見受けられませんが、性格補正が不要になるポケモン努力値に余裕ができるポケモンがシングルダブルともに増えました。メタ的な考察にはなりますが、範囲的に本来必要ないどくづきが追加されていることからも、多彩な技範囲を活かして崩しを担当するポケモンにデザインされているように感じます。足の速さを活かしてミライドンの上からミストフィールドを展開するといった役割も持ち合わせています。

前作以上にいかくに弱く、クリアチャームを所持することができないのも明確な弱点といえます。全体技使いではないので後発から全抜きルートも狙いづらいため、細かい作業をするポケモンの中で最もパワーが高いポケモンとして扱われると思います。

余談ですが、ヘイラッシャは弱体化後のザシアンのようきワイルドボルトをH振りのみで2耐えできるように調整されています。許せません。

 

ムゲンダイナ

命中安定技を多用する特殊単体技アタッカーという点ではミライドンと似ている点が多いですが、ダイマックスほうという高性能りゅうのはどうを覚える点とミライドンに次ぐ素早さ、総合耐久等抜け目のないステータスで事故りにくいという点は非常に優秀です。

新規習得技のほのおのうずは主にシングル向けの調整ですが、各種天候技によるゲームメイクとほのお技のリーチを伸ばすだいもんじが特に重要です。命中安定と引き換えに特化メガネだいもんじで199ザシアンを確定一発で処理する選択肢が増えたのが大きいです。

 

はくばバドレックス

ゆきによるぼうぎょアップの恩恵を受けるようになったのが非常に大きいです。ゆき込みの物理耐久指数はH振りで52785に達し、HB特化ディンルーの50828を上回る数値であるため、一般ポケモンはもちろんグラードンやザシアンといった高火力物理伝説ポケモンでの突破が困難です。

また特性により自力で火力アップを狙える関係上クリアチャームとの嚙み合いが群を抜いており、後述するディンルーに強い点も優秀です。

 

こくばバドレックス

伝説ポケモンに強く伝説ポケモン界最速である点から爆発力は高いのですが、四災やワイドガード、一般枠でほぼ同じ役割を遂行できるハバタクカミ、存在価値を支えていたザシアンの弱体化がどれだけ響くかによると考えています。現状あまり魅力を感じません。

 

 

アローラ伝説

ネクロズマ

単純にテラスタルプリズムアーマー→てっぺきめいそうでの要塞化が狙える点が優秀です。後述するルナアーラに比べると火力は高いですが技範囲があまり優秀ではないためテラバーストで範囲補完をすることになると思われます。ウルトラネクロズマをかえしてください。

 

ルナアーラ

ネクロズマと違い特性によって実質弱点なしの状況に持ち込める点と、今作技マシンにおいかぜが追加されているので高速展開も復活していると思われます。火力は低いですがムーンフォースシャドーレイで範囲補完が完成されているため他技を自由に選択できます。ワイドガードネクロズマにはないルナアーラ限定技なのでネクロズマに比べて機動力のある立ち回りが期待できます。

 

 

カロス伝説

ゼルネアス

ザシアンの弱体化が特に響いています。前作はいかく込み244ザシアンのきょじゅうざんを確定耐えする調整をするとちょうど準速カイオーガを抜くことができなくなってしまい、そもそも火力が足りないため制圧力を担保するのが厳しかったです。しかし今作の場合は努力値に余裕ができるためすばやさブーストツツミのアンコールを意識したすばやさ振りや、崩しを意識した火力振りを選択できるようになれました。テラスタイプに関しても、単純にリーチを伸ばすフェアリー、範囲補完のじめん、クリアスモッグ対策のはがね等選択肢がどれも優秀です。

 

イベルタル

はたきおとすが返ってくるか次第です。火力面ではほぼ近い役割をパオジアン、イーユイが担当できてしまうため、浮いていておいかぜが使える点、総合耐久が高い点をいかに強力な差別化点として押し付けられるかがカギだと思います。パオイベル、イーユイベルは悪ふざけでも1回は使いたいですね。

 

 

シンオウ伝説

ディアルガ

どちらも用途はあると思いますが、総合的にオリジンディアルガの方が優秀だと考えています。Dが20上昇することによる変化で、おだやかでないと達成できなかったゼルネアスの+2ムーンフォース耐えを達成出来ます。ただし、H振りのみではみずテラスカイオーガを受けきるのは困難であり、205メガネミライドンのりゅうせいぐんで1発で倒されてしまうため、HDベーストリルが主流になると思われます。

通常フォルムはメガネorスカーフでないとオリジンとの差別化が困難なため、現代ポケットモンスターにおいては窮屈になる可能性が高いです。

 

パルキア

正直未知数です。オリジンパルキアはすばやさが上がっているので準速ムゲンダイナ・ミライドン・コライドン・パオジアンあたりの上をとれるのがメリットですが、レジエレキのような異次元ポケモンのせいで現代ポケットモンスターにおいては120族ですらスカーフを巻きたいという事情がありあまりすばやさ上昇が活かせなさそうです。また根本的な弱点である物理耐久が解決できていないのも難点です。他のドラゴン伝説へのメタを外すのであればこおりテラスふぶき型が主流だと思われます。

 

 

ホウエン伝説

カイオーガ

言わずと知れた最強ポケモンです。みずテラスタルしおふきの火力指数は112387.5に達するため、いわゆる半減でも倒してしまう火力指数11万をダブルダメージで達成してしまいます。特にテラスタルの火力補正の恩恵を受けるのはおくびょう型であり、おくびょうメガネしおふきを確定耐えしていた207晴れグラードンが確定1発で落ちるようになってしまい、レックウザやコライドンあたりを除くと後投げが困難です。

また、古来よりふぶきとの相性がすこぶる良いのも特徴で、今まで微妙にリーチが足りなかったムゲンダイナや197パルキアに対しておくびょうメガネテラふぶきでそれぞれ確定1発・確定2発をマークでき、ゆきでぼうぎょ補正が入ると無振りで194ゴリランダーのきせきのタネグラススライダーを2耐えしてしまいます。

その他スカーフ、チョッキ、残飯めいそう、シードとどの型も火力リーチの伸びを活用でき、みず・こおりの他にもかみなりのリーチを伸ばすでんきも採用価値が高いテラスタイプであるため選択肢が多く間違いなく対策必須ポケモンです。ミライドンコライドンに弱いから弱いなどとほざいている場合ではありません。

 

グラードン

カイオーガの影響で、古来よりGSルールは物理じめん技の一貫ができやすいルールなので、今作もこのポケモンの活躍は間違いないと言い切っていいでしょう。今まで火力を伸ばす手段が乏しかっただんがいのつるぎやほのおのパンチのリーチをテラスタルで伸ばせるようになったのも純粋強化です(ハチマキ222じめんテラだんがいのつるぎ…207カイオーガが15/16で1発)。ヒートスタンプを没収されてしまったのでHB特化モロバレルを222グラードンが確定一発で処理するのが不可能になってしまい、ほのおテラスタル込みでも12/16でしか突破できなくなってしまったのは痛手ですが、カイオーガゼルネアスミライドン等に対する役割を考慮するとHDが主流になることが見込まれるのでさほど問題はないようにも思われます。

後述しますが古代パラドックスポケモングラードンと相性のいいポケモンは多いです。トリックルームミストフィールド・とおぼえが使えるサケブシッポ、おいかぜが使えるトドロクツキ、こごえるかぜ・範囲補完のムンフォマジシャが使えるハバタクカミ、足りない先制技を使えてミラー対策に貢献できるアラブルタケあたりが特に優秀です。

 

レックウザ

GSルールは天候が重要な要素であり、今作は特にゆきの登場・晴れと相性がいい高種族値ポケモンの追加も相まって、エアロックを持つレックウザの価値はかなり高いです。

こだいかっせい・ようりょくそ・すいすいといった天候特性を無効化し、ゆきによるぼうぎょ上昇を無視して攻撃することができます。ふぶきの命中率を下げられるのもメリットです。

特にパオジアンの火力補正が乗った場合の火力が異常です。222ノーマルテラハチマキしんそくで175カイオーガが確定1発、175ミライドンが12/16で1発、HB特化ゼルネアスが確定2発。222ひこうテラハチマキガリョウテンセイの場合は207はくばバドレックスが確定1発、262ディンルーが確定1発、HB特化ゼルネアスが確定1発、HB特化モロバレルが等倍確定1発とやりたい放題です。

このほかにもカイオーガへの後投げ性能を重視したチョッキ型や、全抜きを狙うきのみorクリアチャーム剣舞型と派生できます。

 

 

一般ポケモン

長くなるので雑な殴り書き調でいきます。

天候特性

ワタッコ

いつも通りのグラワタ。かふんだんご追加がでかい。

 

ヒスイドレディア

いじっぱりでブーストツツミを抜ける。172ソーラーブレードで177カプ・レヒレを確定1発。おさきにどうぞだんがいのつるぎきりばらい・アイススピナーでミライドン対策。コーチング欲しい。

 

ユキノオー

グラードンカイオーガ両者に後投げできる。はくばバドレックスの強化でき自分もドラゴン伝説やくさタイプの削りを担当できる。

 

バンギラス

天候対策ができ、ルナアーラネクロズマイベルタル・ムゲンダイナ・バドレックス・ディアルガパルキア・ミライドン等戦える伝説ポケモンも割といる。

 

パラドックスポケモン

サケブシッポ

トリックルーム・壁・とおぼえ・ミストフィールド・こわいかお・アンコール。すべてがグラードンと噛み合っている。

 

アラブルタケ

カイオーガグラードン・こくばバドレックス・ルナアーラと単品で戦える。補助技も優秀。

 

ハバタクカミ

実質グラゼルネ。こごかぜでんじはのすばやさ操作と、ゼルネアス・モロバレルガオガエンあたりに通るちょうはつ。単体の汎用性が高いため晴れパ対策としても採用できる。

 

トドロクツキ

無振りでカイオーガのおくびょうメガネ雨テラしおふきを12/16で耐える怪物。おいかぜ・バークアウト・ワイドブレイカーのサポートorりゅうのまいアタッカー。ルナアーラ・黒バドに強い。

 

ウネルミナモ

グラードンにどや顔できる。以上。

 

テツノツツミ

ミライドンと組ませてこごかぜしてるだけで強い。こごかぜアンコールでゼルネアス対策ができなくはない。

 

テツノカイナ

ADチョッキでメガネミライドンと互角以上に渡り合うバケモン。一般ポケモンにも有利相性が多い。

 

テツノドクガ

ゼルネアス・ザシアン・はくばバドレックスに強いテキスト。グラードンカイオーガ・ミライドンあたりと横の相性がいい。

アシボふきとばしてだすけほのお技etc。

 

テツノイサハ

クオークチャージ込み182ソーラーブレードで207グラードン確定1発。トドロクツキと特殊耐久ラインがだいたい同じためカイオーガ耐性がある。モロバレルに鬼強い。

 

四災

チオンジェン

H4振りでカイオーガの222メガネテラ雨しおふきを耐え、115くさむすびで207グラードン・175カイオーガを確定2発で倒せる。その他H振りのみで238白バドレックスのブリザードランスを確定耐えしたり、115カプ・レヒレムーンフォースをほぼ2耐えできたり何かとGS適性が高いステータスをしている。

 

パオジアン

ミライドンと同速勝負ができアイススピナーでフィールド破壊ができる。くろいきりでいかくを帳消しにし、ゆき白バドとゼルネアスに対する切り返しも担当できなくはない。レックウザイベルタルの相棒。

 

ディンルー

HD特化で222カイオーガの雨しおふきを素耐えする。おかしい。

HD特化で201ゼルネアスのジオコンマジシャを耐えてふきとばしで流せる。なにかがおかしい。

ミライドン・ルナアーラネクロズマ・黒バドレックスに単品で強い。

 

イーユイ

187だいもんじで207はくばバドレックスを15/16で1発で倒せる。その他グラードンカイオーガイベルタル・ゼルネアスあたりと組んで悪さできる。

 

その他

ガオガエン

クリアチャームに圧倒的に弱いがザシアンをはじめ一部いかくがどうしようもないポケモンが存在する点と、クリアチャームを的確に回避できれば強力なため定石が固まってきた際に強いと思われる。

 

カプ・レヒレ

ミライドンが最も苦手なミストフィールドを展開でき、いやしのはどう・しぜんのいかりくろいきり・ちょうはつ・こごえるかぜといった技は依然強力だと思われる。205ミライドンのイナズマドライブをHD特化で13/16で耐える。

 

オーロンゲ

両壁・ミストフィールドねこだましイカサマ・ソウルクラッシュ・すてゼリフ

定石をみて的確に技を採用すれば強い。

 

ボルトロス

にほんばれ・あまごいとエレキフィールドを先制で展開できる。かいでんぱで特殊伝説ポケモンのストッパーも担当できる。

 

トルネロス

各種天候技とおいかぜを先制で展開できる。183タスキきしかいせいで無振りレジエレキが確定1発、207ディアルガが12/16で1発。

 

 

最後に

HOME解禁したらこの記事でピックアップした大体のポケモンが連れてこれるようなのでGSやってみたいですね。読んでいただきありがとうございました。

【最終45位】ポケモンSV ダブルバトルS1 パモウルガビートダウン

ポケモンSV シーズン1の使用構築の紹介です。

最終順位は45位でした。

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〜テラスタルの考え方について〜

今回の構築紹介をする上で重要なので記載します。まずテラスタルの使い方は大まかに3つだと考えています。 

①火力を上げてゴリ押し

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②タイプ変更して有利不利関係を逆転させる

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③特定のコンボを発動させる

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そして、テラスタルのシステム上これらに全体応するのは理論上不可能だと考えています。むしろ全対応しようとすればするほど、パーティパワーが落ちてしまって得意なはずの構築にもテラスタルの噛み合わせや流行の変化で負けてしまう可能性が高く、精神的にも肉体的にも大きなマイナス要素です。

パーティパワーを落とさずに勝率を確保できる手段は「ラスタルの読み合いをしないこと」です。

「何を言ってるんだ?」という顔が目に浮かびます。具体的な方針は2つです。

 

方針① 優秀な攻撃範囲の(タイプの攻撃補完がいい)2体で集中攻撃

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方針② 半減でも受からない火力(指数11万クラス)で押し切る

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もっとざっくり言えばひたすらに殴ることです。殴るのに消極的であるほど相手につけ入る隙を与えやすくテラスタルで一気にひっくり返されるリスクを背負わなければなりません。

特にシーズン1は定石も固まりづらいだろうと予想していたので、環境に合わせてテラピースをいちいち消費するのではなくプール上一生刺さっている強力な2体の並びを擦ることに決めました

かなり脱線してしまいました。そろそろ構築の話をします。

 

〜構築経緯〜

今シーズンずっと使用していた2体はウルガモスヤミカラスです。


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サザンドラやサーフゴーの上から行動できる貴重なほのお特殊アタッカーのウルガモスのこだわりメガネテラスタルねっぷうorオーバーヒートを、ヤミカラスのにほんばれで強化し、くろいきりとおいかぜで連発するというコンセプトです。187ウルガモスの晴れ×テラスタル×メガネのオーバーヒートは、無振りサザンドラ程度であれば余裕の確定1発(111.9%〜131.7%)でもっていくことができます。これはサザンドラ程度の耐久を持つポケモンであればテラスタイプに関係なくオーバーヒートが安定という状況が生まれ、ラスタルの読み合いをスキップできることを意味します。

この2体を強力な主軸とし、残りは補完を取れるアタッカーと展開作成&維持役を採用しました。

コノヨザルイッカネズミと弱保グレンアルマに強く、ウルガモスの展開作成ができるスカーフがんせきふうじガブリアス

トリル封印でトリル択を潰しつつこごえるかぜでガブカイリューに大きく圧力をかけることができるムウマージ

ウルガモスの苦手なバンギ、ガブ、水系に圧倒的な圧力をかけつつ、事故死したウルガモスを蘇生して再展開できるいのちのたまパーモット

後発のスイープ兼ややこしい対面を引いた時の経由先として優秀なとつげきチョッキドドゲザン(適当)の4体です。


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〜個体紹介〜

配分は割とテキトーです。

ウルガモス

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【もちもの】こだわりメガネ

【とくせい】ほのおのからだ

【テラスタイプ】ほのお

【ステータス】166-58-98-190-126-148

【技構成】オーバーヒート、ねっぷう、むしのさざめき、むしのていこう

【備考】204カイリューのテラハチマキしんそく超高乱数耐え。191-107ドラゴンテラセグレイブを晴れテラオーバーヒートで確定1発。準速ウインディ、最速シャリタツ抜き。

 

最強。とりあえず突っ込んでミスになることは少ない上に相手のミスを誘発しやすい。

グレンアルマやニンフィアの誤魔化しでむしのていこうを採用しているが、正直かえんほうしゃの方が欲しい。

 

 

ヤミカラス

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【もちもの】しんかのきせき

【とくせい】いたずらごころ

【テラスタイプ】あく

【ステータス】167-×-89-94-62-125

【技構成】イカサマ、おいかぜ、にほんばれ、くろいきり

【備考】最速バンギ抜き(ここまで抜いておけばHAベースのイルカマンや現存するセグレイブを抜けるだろうという目算)。総合耐久上げでH252余りB。

 

HAイルカマンを抜きたい理由はジェットパンチににほんばれを被せるため。セグレイブを抜きたい理由は、チョッキの疑いのあるセグレイブをウルガモスのねっぷう+イカサマで落とすため。ヘイラッシャに対しては基本後投げをしないためBを抑えめでSに割いた。大当たり。

 

 

ガブリアス

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【もちもの】こだわりスカーフ

【とくせい】さめはだ

【テラスタイプ】じめん

【ステータス】193-182-117-×-106-157

【技構成】じしん、じだんだ、がんせきふうじ、ドラゴンクロー

【備考】Bは162トリックフラワーとガブの玉ドラクロの乱数変動ライン。最速コノヨザル抜き。

 

MVPは間違いなくこいつ。グレンアルマのくだけるよろいを数多のスカーフとんぼがえり前に起動して自滅させたり、イッカネズミやマスカーニャにがんせきふうじを当ててウルガモスでスイープする形を取ったりととにかく器用。スカーフコノヨザルを上からつつけば勝手に数的優位が取れる。

 

 

ムウマージ

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【もちもの】きあいのタスキ

【とくせい】ふゆう

【テラスタイプ】ゴースト

【ステータス】135-58-81-157-125-172

【技構成】シャドーボール、こごえるかぜ、トリックルーム、ふういん

【備考】ガブリアスの上を取るため最速。

 

トリックルーム&ガブカイリューマンダ。相手のこごえるかぜを封印してスカーフガブリアスでテラじしんを連打する動きができる。

 

 

パーモット

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【もちもの】いのちのたま

【とくせい】てつのこぶし

【テラスタイプ】でんき

【ステータス】146-167-90-×-80-172

【技構成】でんこうそうげき、れいとうパンチ、マッハパンチ、さいきのいのり

【備考】テラスタルでんこうそうげきで163-115サーフゴー、225-135ヘイラッシャが確定1発。れいとうパンチで215-115ガブリアスが確定1発。

 

ウルガモスのやりたいことと非常にマッチした性能を持っており、さいきのいのりのおかげでウルガモスの多少無茶な立ち回りが許されるため、相手の余計な読み行動を誘発しやすい。

とかなんとか言っているが、採用するきっかけは彼女がパーモットを使いたかったから。

 

 

ドドゲザン

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【もちもの】とつげきチョッキ

【とくせい】そうだいしょう

【テラスタイプ】あく

【ステータス】177-205-142-×-109-96

【技構成】ダメおし、アイアンヘッド、ふいうち、けたぐり

【備考】Bはドドゲザンのかわらわり乱数変動ライン。178ニンフィアハイパーボイス2耐え。最速ヘイラッシャ抜き。

 

ワイドフォースとサザンドラへの引き先。さいきのいのりとそうだいしょうで遊びたいだけだったが、数値が高く構築とも噛み合っているので結局最後まで使用。ムウマージと並べるとムウマージがちょうはつをもらいやすい。

 

選出と立ち回り

①対壁、天候サイクル

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@2

 

ひかりのかべや生半可な半減テラスタル程度では受からないのでYouTubeでもみながらにほんばれくろいきりテラオバヒを連打する。

 

②対イッカネズミコノヨザル

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イッカネズミにがんせきふうじ→テラねっぷうを連打するバイト。頭数を増やしてひたすら殴る。場合によって変わるが対おいかぜスタン系の選出もこれが正解になることが多い。

 

③対寿司

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ガブウルガで暴れて寿司を引き摺り出し、死に出しヤミカラスくろいきり→パーモットでガブウルガを蘇生してヘイラッシャを倒す。カイリュー等にあわせて先発をムウマージと適宜差し替える。黄金パターンに入ったらアマプラでブルーロックをみる。

 

④対グレンアルマ系

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ふういんしてテラじしんで突っ込むだけ。黄金パターンに入ったらブルーロックPWCを開く。

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おわりに

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以上がブルーロックの紹介となります。ブルーロック2期は1/7から放送です。めちゃくちゃタイムリー且つ面白い作品なので是非ご覧ください。

読んでいただきありがとうございます。